Inscryption

題名のゲームをクリアしましたので感想を書いておく。以下ネタバレ全開要注意!!

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このゲームは結局のところ、ARG(Alternate Reality Game)というものらしい。初めて聞く単語だ。最初のボスを倒した後、なんかメタメタしいものが始まったな、と思ったまま、最後まで突っ走った感じ。現時点での正直な感想としては、やりたいことはなんとなく分かるんだけど、なんかこう、ちょっと不完全燃焼かな、と。

自分は普段はカードゲームはまったくプレイしないけど、攻略を見ずに頑張って最後まで行けたので、カードゲームとしては比較的簡単な部類なんだろう。脱出ゲーム的な要素もあったけど、ヒントは多く出されているため、詰まる部分は少ない。昔の RPG っぽい画面も、この演出にした必然性が乏しく、手間がかかっている割には、ゲーム性の向上に結びついていないなと感じた。

ということで、全体的には凄いゲームなのかもしれないけど、一つ一つの要素はそこまで凄いわけではない。クリアしても、考察の余地が多く残るため、ゲームとして評価するよりは、アート作品として評価するのが正しそう、プレイする人の背景によってかなり評価が分かれそう、だなと。少なくとも自分には響く部分が少なかったため、佳作止まりの評価となる。それでも世間的に絶賛されているのは、この作品が持つパワーなのだろう。

ANONYMOUS;CODE

題名のゲームをクリアしましたので感想を書いておきます。以下ネタバレ全開要注意!!

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自分の科学アドベンチャー歴は初代シュタゲだけ。「比翼恋理のだーりん」は途中で挫折、「Occultic;Nine」は一話目で挫折しました。本作はだいぶ難産だったらしいですが、そのへんの経緯はまったく知らないので、個人的な評価には反映されません。

正直な感想としては「名作になり得た佳作」でしょう。牧瀬紅莉栖という切り札を出している以上、シュタゲファン向けの集大成的な作品だったと推察します。個々のネタは良質なのですが、なんかこう、絶妙にまとまりが悪く、非常に惜しい作品になってしまったな、というのが第一印象でした。なんでこうなってしまったんでしょうね??

序盤から違和感があった演出面は、UI/UX が妙に凝っていて、これ、プログラミング大変だったろうなあ、、と同情します。もしかしてこれのせいで発売が延びたんじゃないの??という気がしました。凝っているから評価が上がるかといえばそうでもなく。。要するにペルソナシリーズという偉大な先駆者には到底敵わない凡庸なものになってしまったな、という感想です。

観測者視点やセーブ・ロードといったゲームのメタ的な大ネタは「Ever17」「UNDERTALE」「OneShot」「ニーア・レプリカントゲシュタルト」などの先駆者を超えるものではなく、驚きが薄かったです。「ハッキングトリガー」も、フラグ(トリガーがかかる場所の総当り)探しの面倒くささが先行してしまい、、ゲームの発売があと10年発早ければすごく評価されたかも??

キャラクターの魅力も若干薄かったなと。Twitter にも書きましたが、アクの強いキャラが少なくて、特に主人公が高岡ポロンである必然性がよくわからなかった。蘇我アスマも「AKIRA」におけるアキラ・鉄雄の融合といった感じで、どうにも小物感があったし、悪役として徹底するなら最後まで敵対すべきだったと思います。登場キャラがみんないい子すぎて、絶望感が薄まってしまったなと。絶対的な力を持つ我々プレイヤー(観測者)と敵対させるなら、同じ次元に住む敵を用意したほうが良かったのではないかなというのが素人の発想です。いやまあウインドとかいい味出してましたけどね。

プレイしてて一番気になったのは、場面転換が多すぎるのと、その都度セリフや BGM がぶつ切りになったりするので、緊張感が全然持続せずに眠くなってしまう場面が多かったことです。シナリオスクリプトのせいなんですかねえ?メリハリがなくて、4コマや3分アニメを連続で見させられている気分でした。シナリオの分業とかの影響ですかねえ。。先の UI/UX と併せて、演出面のメリハリに欠けていたのが、本作のチグハグ感を最後まで拭えなかった要因だと思います。

結論としては、なんだろーなー、どうしちゃったんだろう??もう少しなんとかならなかったんですかねー??です!!!!!

十三機兵防衛圏オーケストラコンサート

www.4gamer.net

昼の部に行ってきました。

演奏編

「十三機兵防衛圏」というよりはヴァニラウェアファンのためのコンサートでしたね。

オーディンスフィア レイヴスラシル

「ODIN SPHERE's Theme」のボーカル素晴らしかったとです。それにしてもこのゲーム、エンディングまでプレイしたんだけど、内容も BGM も殆ど覚えておらず。。オーディンがひでえやつという印象しか。。

ドラゴンズクラウン・プロ

未プレイにつき、ひたすら聴くモード。う~ん正直書くことがない、、やはりプレイしておいたほうが良かったか。

十三機兵防衛圏

「(VALINE)-」は圧巻のストリングス隊。人間が生演奏できるんだアレ、、と誰もが思ったことでしょう。そして生で聴く「Seaside Vacation」がこんなにジーンと来るものとは思いませんでした。こういう素朴?な曲の女性ボーカルは、なんか変な感情を突いてきますよね。しかしこれ第一部でやっちゃってよかったの?とは思いました。

日常シーンの曲は、申し訳ないけど正直あまり覚えておらず、、1回クリアしただけじゃどうも覚えきれないよね。このへんは思い入れを持ってサントラを聞き返さないとね(突然馴れ馴れしくなる)。

第三部はなんたって「-[DEOXYRIBOSE]-」と「-{EDGE OF THE FUTURE}」。生コーラス付きでオーケストラアレンジもかっこよかったですね。「-{EDGE OF THE FUTURE}」の要所要所でのブオーン(聴いた人に伝わってほしい)がとても良かった。あれは機兵のスチーム音?を表現していたのかな?

アンコールは「朧村正」か「Stellar Memories(アレンジアルバムの因幡深雪の新曲)」と勝手に思ってたんだけど、まさかの「Brat Overflow」で、あの謎語のコーラスが聞けて大変満足でした。

運営編

まずは入場列。現地にはちょうど開場時間くらいに着いたのですが、入場待機列が3列(特典組x2+一般)あり、誘導が大変そうでした。なんかもう階段とかが混みすぎて「列がはけるまで並ばないでください」とか指示してて、ええ??どうしろと??みたいな感じになりました(そして誰も指示を守ってなかった)。

入場後すぐに物販列に並んだんですが、レジが4人しかいない上に、その場で都度口頭で注文を確認するという、昔ながらの売り方だったので、まあ効率がとても悪く、自分はパンフだけ買うのに30分近くかかりました。事前に買うものを記入させるシートを配うなり、パンフだけ単独の列で買わせるなりの工夫は欲しかったところです。ちょっとまずいなと思ったのは、物販列がバリアフリーのためのスロープの通路を完全に塞いでしまっていたこと。この辺の配慮を怠ると炎上しかねない、というか近年では配慮するのが当たり前だと思うので、改善を希望したいところです。

全体的な印象ですが、今回の会場である「かつしかシンフォニーヒルズ」は、広々としたメインホール以外は実にちまちました作りになっていて、そもそもこういう大規模イベントには向いてない気がしました。

演奏中は、どうやら昼の部だけっぽかったですが、「十三機兵防衛圏」はメドレーではなかったのと、指揮者の志村さんがソロパート演奏者を頻繁に褒めるタイプなので、とにかくすべての曲にお客さんの拍手がついてしまいました。そのため、テンポがちょっと悪くなったのと、とにかくお客さんの拍手のタイミングが早すぎて、指揮者の志村さんもやり辛そうでした。まあこの辺はクラシックコンサートと思わず、ファン向けのイベントと考えて、当方も割り切るようにしました。

PA は、オケ隊は基本的には生演奏で、ホールの音響も良くて素晴らしかったのですが、スピーカーを通したボーカルが妙に荒々しい感じが・・・このへんは夜の部で再調整されたのかもしれません。

MC については、手作り感溢れる危うい感じで大変良かったです。崎元さんが「昔は悔しさで焼きそばパンを噛み締めた」みたいなことを言って(うろ覚え)、工藤さんに「そんな事があったんですか?」と突っ込まれてたのがツボでした。欲を言えば、コンサートベイシスケイプさんだけじゃなくて、ヴァニラウェアさんの人の話も聞きたかったなあというところです(ちなみに志村さんの話もいつも丁寧で面白いです)。

最後に最悪だったのがアンコールあたりからスマホで舞台の写真を撮ってた&そのままスマホを読んでいた人がいたこと。画面を暗くしようと後ろから見ると眩しいんですよ。この人のせいでいい思い出が台無しになりそうだったけど、とにかく演奏は良かったので平静を保つことができました。東京シティフィルさんありがとうございました。

結論編

演奏は3兆点、その他は80点って感じです!!!!!!!

THE FIRST SLAM DUNK

この記事は「THE FIRST SLAM DUNK」のネタバレを含みます。

自分の「SLAM DUNK」歴は「カメレオンジェイル」の本誌連載で成合雄彦(現在は井上雄彦)さんを知り、同作が打ち切られてしまった(と思うけど違うかもしれない)作者の次回作を追っかける形で本誌連載を最後まで見届けて単行本も全部買いました、という感じで割と長いです。余談ですが自分は「カメレオンジェイル」がすごい好きだったので「なんですぐに連載が終わっちゃったんだろう??」と当時はショックでしたけど、あれが人気だったら「SLAM DUNK」はなかったかもしれないので複雑。「監獄(ジェイル)で懺悔しな!!」は名台詞ですな。もう一個の余談としては「SLAM DUNK」が好きなので NBA を見始めたかどうかは忘れましたが、当時はマイケル・ジョーダンの全盛期で、シカゴ・ブルズの試合を見るのが楽しみだったことを思い出します。んで、「カメレオンジェイル」に収録されていた「JORDAN みてーに」のタイトルの意味が後から分かったという微笑ましい?エピソードがあります。

ところで、「SLAM DUNK」のアニメ版は一切見てないです。なので、本作の公開前に声優交代とかで SNS ではちょっと騒ぎになってましたけど、まあ、そういうこともあるんじゃないの?くらいの感想でした。最初は見に行くつもりはあんまりなかったですが、わりと評判が良いので見に行ったという、評判駆動形の姿勢で映画館に行ってきました。前知識としては、山王戦だけどリョータと三井が中心の話っぽい?程度です。

率直な感想としては「漫画の絵がそのまま動いてる…?!」「試合のシーンの描画カロリーすごい!!」という驚きばかりで、原作ファンは絶対に見に行ったほうが良い!!というものです。自分は当時 NHK BS でやってた NBA の試合を数時間ボーっと眺めたりしてたので、バスケの選手の動きはなんとなく覚えているのですが(NBA の選手はもっと大柄なのでちょっと違うところはあるけど)、漫画的な演出との融合具合は発明レベルで興奮しました。マジで手に汗握る戦いで「山王戦があの絵で完全再現されている!!というかこんな試合だったのか!?」というのが非常によくわかりました。これだけで値段分の価値は十二分にありました。井上先生はこれをやりたかったんだね。。原作を最後に読み返したのはもう20年以上前だと思うんだけど、色々と思い出しながら見られて面白い体験ができました。原作にはなかったエンディングのシーンは NBA じゃなくて大学(NCAA)だったのかな?

些細な点としては、ちょっと流川の顔が濃すぎるかなとは思ったけど、もともとあんな感じっだったわと後で思いなおしました。あと、前半の流川、全然目立たなすぎて、もうちょい頑張れやと勝手なことを思いました。映画については、試合以外の描写がわりと重いので、もう一度見る気は現時点ではあまりないです。ボールの音とか終盤の演出とかを堪能するために劇場で見ておいたほうが良い映画なのは間違いないところです。

映画を見終わった後、自分が「SLAM DUNK」が好きだった理由がうまく言語化できないなあと考えていました。特定の高校やキャラが好きとかは一切ないので、うーん、なんでだろうねえ、やっぱりうまく言語化できないなあ、と改めて思ったことを最後に記しておきます。

FINAL FANTASY XIV Orchestra Concert 2022

この記事は「暁月のフィナーレ」エンディングまでのネタバレを含みます。

思うところを箇条書きで書きます

  • 東京ガーデンシアターは初めて行ったけど、えらい施設ができたもんだなあと思った。国際展示場駅からの動線が異常に悪いけど、有明コロシアムにつながる「コロシアムブリッジ」から行くと道も広々として良いと帰路で気づいた。
  • チケットが五階席と知ってガクッと来たけど、ほぼ真正面だったので、これはこれでアリだなと。写真は撮影可能タイムに撮ったものです。
    • 時差退場だったので、終演後から電車に乗るまでに30分以上かかったのは結構辛かった、、余韻に浸りたい人には良いかもだけど、わりと急いで帰りたかったので、、
  • 音響は座席的なものもあったと思うけどかなり良かった
  • 開始3分くらいで照明の強い光に目をやられた
  • 吉田さんと祖堅さんの司会は安定して見られるんだけど、ふたりともめっちゃ忙しいはずなので、別途プロの司会を立てても良いのではないかな、、つーか本当に休めるときは休んで欲しいよね、、
  • 今回のメインは第二部だと思うんだけど、個人的には曲目の緩急があった第一部のセトリのほうがコンサートとしては好みだった。バンドアレンジだったら第二部のほうがアツかっただろうけど、なんつーか、漆黒と暁月って、セットにされると内容が濃すぎて疲れたというのが正直なところ。コロナがなかったら漆黒メインのコンサートが開催できてたはずで、暁月との棲み分けがあった可能性を思うと切ない。
  • 映像で一番泣けたのはセトとアルバートのシーンです。これは俺的にめっちゃ効く。(って記事のネタバレこれだけだな)
  • エルピスの花運搬ミッションはけっこう楽しかった。強度的な問題は残念だったけど、参加者の一体感は不思議と高まったと思う。
  • 終演後の感想戦、料理の美味しさも相まって、めっちゃ楽しかった。こういうライブ感あふれる体験はとても久しぶりで、はよコロナ滅びやがれと願う。

春ゆきてレトロチカ

題名のゲームをクリアしましたので感想を書いておきます。以下ネタバレ全開要注意!!

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私は推理アドベンチャーゲームがわりと好きで、このゲームのシステムの元ネタである「TRICK×LOGIC」もプレイ済です。

いきなり大ネタの話になりますが、要するに「不老」というアイデアを、プレイヤー側がどれだけすんなり受け入れられるかが、このゲームの評価を分けることは間違いありません。こういう超常的なミステリーの禁じ手に近い設定は、大抵の作品では NG なのですが、「トリックとして不老は OK」という説明がゲーム中にちゃんとあったので、そこに気づいた人はすんなりと受け入れられたと思います。自分はその説明を(たぶん無意識に)スルーしていたので、えええ??そんなのアリ???という反応になってしまったのでした。

しかしながら、特に最終章での女優陣の演技力は圧巻で、トキジクの実食った人増えすぎだろとは思いはしたものの、納得感を植え付けることに成功しています。この点だけにおいても、実写での撮影は大成功だっといえます。だってこれアニメ絵とかでやられたらけっこう白けるでしょう。

特に桐生恵役の真飛聖さん、自分は全然知らなかったんですが、元宝塚のトップスターだそうで。。そりゃーめちゃくちゃ演技上手いよなあと感心してしまいました。つーか配役で真犯人がバレるパターンだよなこれ。まあそれにしても他の役者さんたちも軒並み演技が上手で、実写パートはアツい仕上がりになってました。撮影班もプロだよねこれは。電撃のインタビューでも言ってたけど、わりとお金かかってるよね。。スクエニありがとう。その資本力をこれからも投入し続けて欲しい。

作業的になりがちのひらめきパートは、(オプションで機能オフにできるものの)絵合わせの連続なので、もう少し工夫があると楽しかったかなあと思います。このへん、作るのは大変だったと思うけど、解くのはほぼ一瞬ですからねえ。ゲーム制作者は複雑な感情だったのではないでしょうか。

他にはバグで3回ほどリセットを余儀なくされましたが、まあ、些細な事です。アイデアと映像美(と音楽)はかなりレベルが高かったので、続編が出た場合は大いに化ける可能性がありそうです。今後も良き推理アドベンチャーゲームが発売され続けることを願います。

苦しんで取得する AWS Solutions Architect Professional(SAP-C01)

AWS の認定資格である Solutions Architect Professional(SAP-C01)を苦しみながら取得したので所感などを。世の中は「AWS 未経験でも短期対策で一発で取りました!!」みたいなキラキラした記事ばっかりなので、怨嗟の塊みたいな記事を書いておきたかった。

受験の背景としては、業務都合というかなんというか…いろいろと説明しづらいんだけど、まあとりあえず取っとくかという感じ。ちなみに取得してもお賃金は一銭も上がらないので、こういった資格はお賃金駆動でしか受験しない自分にとっては誠に不本意である。なお受験料は会社持ち。33000 円(税込)は自腹じゃ絶対受けん。

AWS の資格としては、1 年ほど前に Solutions Architect Associate(SAA-C02)は取得済み(これはこれで辛かった)。今回はその上位資格に挑戦ということになる。

SAP-C01 としての試験は 11/14 までで、11/15 からは試験の内容が更新された SAP-C02 になるため、本来であれば 11/15 以降に取得したの方が良いのだが、試験範囲の AWS サービスが変わるので、それはそれでめんどくさいのと、第三者からしたら C01 も C02 もあんまり関係なかろうという思いもあった。

加えて、現在 AWS では再受験無料キャンペーン↓を開催中(ちなみに今回の記事はこれが一番言いたかったことで、みんなも AWS の資格を取得するチャンスだヨ!)で、一度落ちても、同じ試験であれば、次回は無料になる。なお、最初の試験の申し込み時にクーポンコードを入れないと適用されないので要注意。

pages.awscloud.com

繰り返しになるが、SAP-C01 は 11/14 で終了するので、落ちる前提で二度目の試験を無料にするためには、同じ試験は 14 日経過しないと受験できないので、逆算するとこの時期に最初の受験をするしかなかった。二度目も落ちたら、仕方ないので SAP-C02 をキャンペーン中にやろうかな、と思っていた。

試験対策は Udemy の↓の問題集をひたすら繰り返して解く、というもの。あとは BlackBelt の PDF を超スピードで読んだくらい。

www.udemy.com

コースを購入したのは 8 月だが、まったくやる気が上がらず、本格的に取り組んだのは 10 月から。最初はじっくり解いてみて、あとは脊髄反射で答えを選択できるようになるまでひたすら繰り返す。とりあえず全問 5 周したが、まあとにかく苦痛でしかなかった。何が苦痛って、業務では絶対に使わないようなサービス構成についてネチネチと長文で出題され、ネチネチと長文で嫌らしい選択肢から正答を見つけるという、これが苦痛じゃない人っているのか??試験時間は 3 時間あるけど、1 問にかけられる時間は 2 - 3 分なので、ちゃっちゃと答えないととても終わらない。2 - 3 分で本番環境の構成とか決めないよね絶対!!??正直これが実務に役立つとはとても思えない。AWS さん、こういうの、もうやめようよ、ね?

んで、5 周しても 100% の正答率にならないんだから、こりゃーもうダメだなと、落ちる前提で試験に臨んだが、試験中ももう苦痛で苦痛で、落ちても二度目は受けたくねえ…というお気持ちで回答を提出。合格という文字が見えたが、嬉しいというよりも、ホントに??もう勉強しなくていいの??という脱力感だけが残った。なお後で点数を見たけど合格点ギリギリ。手応えのなさからすると、正答率は 50% くらいの感覚だったので腑に落ちないが、どうも AWS の試験は、合格者を増やすために底上げ調整がされてる気がする(個人の感想です)。

世の中には一人で AWS の資格を多数お持ちの方が溢れているが、なぜこんな苦行を続けられるのかまったく理解ができません。なおこの資格は 3 年で失効しますが、3 年後は絶対に受けないことをここに宣言します。

試験勉強時間は 50 時間くらいかなあ?結論としては、合格したのは試験前に会場近くの神社で願掛けしたからだと思う。皆さんも願掛けは欠かさないようにしてください。