ゼルダ無双 厄災の黙示録

クリアしましたので感想を投下。

以下ネタバレ全開要注意!!

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ゼルダシリーズには格別の想いがある私ですが、前作の「ゼルダ無双」は所謂「お祭り騒ぎ」そのままだったので、それほど響かなかったんですね。んで今回はどうなるかなーと思ったら、まあ、PV の時点で「これはプレイしないと死ねない」という手応えを感じて、ひとまずエンディングを迎えた現時点でも、ああ、いいゲームだった、という素直な気持ちになっています。

このゲームの素材となっているブレワイ(と DLC「英傑たちの詩」)は、任天堂の作品として綺麗に最後まで丁寧に作られており、出来のいい作品の歴史改変ネタには、普段かなり否定的な自分にとって、本作品の発売前はだいぶ懐疑的でした。こんだけ綺麗にまとまってる作品は、もういじらなくていいんじゃないのこれ?って感じで(こう見えても意外と繊細なんだヨ)。だって、ハイラル王も英傑たちも死んでるからこそ胸を打つのだと。それを安易に生き返らせるような展開だったら幻滅するなあと、プレイ前はぶっちゃけそんな感情でした。ブレワイは過去の厄災で、ハイラル中がすべてを失った中でリンクが孤軍奮闘する作品だった(ゼルダシリーズだし)ので、前作の無双がいまいち好きになれなかったのも、その辺りの感情が大きかった。

んで、プレイ後の感想としては、、、「ブレワイプレーヤーが望んでいたものがすべて詰まっていた」という、シンプルなところに着地しました。なんだかんだ言って英傑たちの活躍する姿を見たかったし、カースガノンに負けて欲しくなかったし、ゼルダには100年越しの苦労をしないで欲しかった。それらがすべて覆った上に、100年後の子孫たちとの共闘まで実現した本作(カースガノンに負けそうなときにそれぞれの縁の子孫が助けに来るなんて!!ちょっとドラえもんの映画っぽいよね)は、公式公認の if として、正当な作品として扱われることになるんだなと納得。展開としては意外性はないが、先に書いたとおり、ファンが望んでいたものを積極的に体現するのは王道中の王道で、これ以外にまとめる方法はなかったんじゃなかろうか?このへんはすごく議論があったんだろうと思うけど、軸がブレることなくまとめ切った開発者の皆様には心からの称賛を贈りたいと思います。

ストーリーの考察についてはまだテラコを修復できてないので、考察班に譲るとして、自分はテラコの中身はゼルダの母親と思ってたんですね。結果的にはゼルダが子供の頃に作った(?)個体で、母親の子守唄を覚えてたみたいなんだけど、まあ、このへんは修復できたときになにかわかるかもしれないので保留とします。

残りの細かい点をいくつか列挙。

  • 100 年後のリンクはなぜ助けに来なかったの?→まだ回生の祠で寝ていた?でも100 年後の子孫たちが英傑の服を着ていたので、厄災の最中か後のはず・・・(追記→100 年前のゼルダが作ってあげた?)
  • 期待していたカッシーワの師匠は出てこなかった。ちょっと冗長になるからかなー
  • ミファーの声の印象が「こんなに甘ったるかったっけ?」って感じだったけどこんなもんだったかな
  • 「ハテノ砦」がかなり難しくて実質的なラスボスだった(イージーでこれだとそのうち修正されるかも?)
  • 後半は中ボスなどの敵が硬すぎて無双感がちょっと薄れたかなー
  • クリア後にブレワイ本編と「英傑たちの詩」のムービーを見るとかなり泣けるのでオススメ
  • ブレワイ本編と if がこれだけうまくハマった無双としてはかなり高評価ないんじゃないかなー

最後に、評価としてはプラス点をすべて足し合わせると40兆点となります!!!ありがとうコーエーテクモ!!!

---- 100% 達成時の追記 ----

だいぶ前に 100% 達成してたんだけど、更新してなかったので軽く追記。

結局のところ、テラコのチート性能による歴史改変であったことが確定した(ゼルダの母親は関係なかった)。まあ外伝ってことでこの辺のツッコミは野暮ってことでしょう。