兄貴の伝説 - hatena edition -

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レイジングループ

表題の人狼アドベンチャーゲームをクリアしましたので感想を投下。Switch版。ネタバレしない範囲で先に言っておくと神ゲーでした。人狼好きならやって損なし!!

以下ネタバレ全開要注意!!

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自分の推しはめー子だ!!!!

さてプレイ前は「アドベンチャーゲーム人狼って?」という印象で、実際に人狼モードに入るまでは、うーん、よく分からんなって感じだったけど、ルールに沿った展開が始まってからは、人狼を中心に話を丁寧に広げつつも最後にはまとめきっており、なるほどこれは頭のいい人が書いたシナリオだなと感心しきり。主人公がここまで頭がキレるゲームは珍しい。

人狼関連については、一般的な人狼ゲームのセオリーを織り交ぜつつ、3通りの配役を最後まで堪能させる作りで、ここだけでも製作者のアイデアの勝利。主人公の論理的な言動の裏付けが加わり、納得の仕上がりとなっている。一番面白かったのは、やはり自分が人狼になったときで、敵に回すとウザい連中を早くくくらねば!!ふさゆきがんばれや!!!と力が入りまくった。ゲームの進行は、紆余曲折ありつつも、最終的には「日頃の人間関係が物を言う」と言い切っている点も好感度高い。身も蓋もないけど好感度高い。

さて、作品の根幹の3神のお話。これは最終ループ前にふさゆきさんも言ってたとおり、俺たちは人狼やってればよかったんじゃないのー!感があり、蛇足といえば蛇足だけど、これがなかったら数多の作品に埋もれてしまったと思うし、大風呂敷を広げながらも、ちゃんと畳みきったのはお見事だった。まあ、めー子だけは賛否両論ありそうだが。。

神への信仰心、日本古来からの昔話、地域格差が絡んだ人間関係の陰湿さなど、この作品は日本人じゃないとすべてを感受できないと思われる。思い込みによる誤解とか、信心が神の力になるという点は「大神」や「ひぐらしのなく頃に」を彷彿とさせたね(未プレイなら併せてプレイされたい)。

テキストについては全体的に良質で、短くも読みやすく、特にメタ的なツッコミが冴えまくっていて、その時点でのプレイヤーの心情まで読みきったような描写とセリフが随所に現れていたのは本当に感心した。同じシナリオライターの他の作品も今後是非プレイしてみたい。本編だけでもボリュームが有るのに、暴露モードとエキストラシナリオもあって、ライターは相当器用な人だなあと想像できる。

声優さんたちの演技は物議を醸しそうだったけど、自分はサイコパスであるし、過去にも様々な作品を経験していたので、この程度ではまったく効かないし、むしろ上手い人が多くて良かった、と書いておく。めー子の演技は特に素晴らしかった!!

以上、評価は厳し目で100点中2000点となります。

(追記) エンディングのバイクのシーンって「中山美穂のトキメキハイスクール」のオマージュだよね??