イースVIII -Lacrimosa of DANA-

VIII -> 8

ということで「イースVIII」をクリアしたので感想を投下。以下ネタバレ全開要注意!!

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買ったあとに知ったのだけど、今回はアドルとダーナのダブル主人公。しかもPS4版でダーナ編が色々追加されたらしい。Vita版のときはダーナ時代は空気だったようで、今からプレイするならPS4版が正義のようだ。なお自分もPS4版。

アドルはまあ相変わらずいてもいなくてもいいような中性的な存在なので放置するとして(ひどいな)、ダーナのお話から。

アドルを遥かに凌ぐ身体性能とサバサバした性格が相まって、主人公を張るキャラとして大変良かった。過去の行いが現在に影響するギミックは、言ってみればゼルダっぽくて真新しさはないんだけど「もうひとりの主人公」の演出としてハマっており、お見事と言うしかない。朴念仁アドル以外のキャラとしては、イースシリーズ史上最高だったのではないかな。最後の最後に女神になるあたりは「イースI/II」のオマージュなんだろうなと思うし(あちらはもともと女神だったけど)、ここまでの厚遇は、シリーズの転換期とも感じます。

ストーリーは、ダーナが仲間になる辺りまでは、色々と謎も残っていて実にうまいなあと思ったんだけど、後半はやたら話が大きくなって「ゼノブレイド」とか「ペルソナ4ゴールデン」を彷彿とさせるような長さでややウンザリ。もう少しあっさり終わって欲しかった気もするけど、いまどきだとこれくらいのボリュームじゃないと話題にならなかったかも。アドル的にはハーレムエンドでもなく、ダーナ的にはハッピーエンドでもなく、んーでもなんか心地よい読後感が残るということで、良ゲーなのではないかと個人的には思う。

アクションは大味だけど、スピード感と爽快感があってストレスがまったくないフロムゲーのような仕上がり。直前に「イース7」をプレイしていたので、ちょっとストレスだった部分が完全に解消されていて、うーんすごいなと。まあでも後半の古代種の強さはちょっと反則かなあ。恐竜のくせに遠隔攻撃してくんなよ。。そいえばボス関連は、回復手段が増えたおかげで力押しがガンガンできるようになったので、ノーマル設定では詰まるところはなく、かといって楽勝でもないので、バランス調整が絶妙だった。

余談だけど「イース7」は「空の軌跡」シリーズっぽさが凄かったけど、今作は味わいがだいぶ変わってた。最近の軌跡シリーズは未プレイなのでわからんけど、もしかしたら、最近のファルコムっぽさの集大成なのかもしれない、と、適当なことをいっておく。

音楽はさすがのファルコムで文句の付け所がなかったですしサントラ買います。そいえば「Iclucian Dance」って「Theme of Adol」っぽいよね?え、そうでもない?

総括。評価としては8億点です!